聴診器と歯の模型

矯正歯科でスタンダードなワイヤー矯正はいくら?

ブラケットと呼ばれるブランケットという矯正装置にワイヤーを通し、少しずつ歯を動かしていくという矯正歯科治療はスタンダードな矯正歯科治療と言えます。
一般的に矯正歯科治療というと、このワイヤーと矯正装置を用いた方法を指す事が多いようです。

治療費用は、保険が適用されないことがほとんどですので、全額自己負担する必要があります。
治療費用はいくつかに分けられており、まず相談料があります。
基本料金に含まれている場合もありますが、無料のところもあれば5000円程度かかるところもあります。
そして、治療を受ける前に歯並びの状態を明確にするために精密検査が行われます。
精密検査の費用は、3万円から10万円ほどです。
歯科医院によって行なう検査内容には違いがあります。

矯正歯科治療の費用は、上下とも治療を行った場合で60万円から100万円ほどです。
なお、これは、歯の表面に矯正装置を取り付けた場合であり、歯の裏側に矯正装置を取り付ける舌側矯正を行った場合には、2割ほど費用が高くなる傾向にあります。
ワイヤー矯正では、ワイヤーを調整し、歯を動かしていきますので、1ヶ月から2ヶ月に1度通院する必要があります。
この時にメンテナンス費用やクリーニング費用として、3000円から1万円程かかります。
ただし、歯科医院によっては基本料金に含まれている場合もあります。

矯正装置は金属で出来ているものを使用する場合が多いですが、目立ちにくい白いセラミック製の物を使用することが出来る場合もありますが、この場合には、基本料金よりも5万円から20万円ほど費用がプラスされます。
その他にも治療時に麻酔を使用したり、特別な治療を希望した場合には、麻酔費などがプラスされることになります。

歯並びの状態にもよりますので、一概にいくらということは言えませんが、100万円ほどの費用がかかるという場合が多いようです。
矯正歯科治療は保険の対象とはなりませんが、医療費控除の対象となる場合はあります。
自身で手続きをすることで、税金の還付を受けることが出来るというものです。
治療を開始する時期によっては治療費の支払いを分割ではなく、一括で支払ったほうが戻ってくる金額が大きくなる場合もあります。

ほとんどの場合で矯正治療の医療費控除は認められますが、審美・美容・予防を目的として矯正治療を行ったと判断された場合には、医療費控除の対象とはならない場合もありますので、注意が必要です。
医療費控除は治療にかかった費用だけではなく、通院費なども対象となりますので、公共交通機関を利用した場合にはかかった交通費に関する情報をメモとして残しておくと良いでしょう。